昨年9月30日、大阪ガスのハグミュージアムで行われた第二回住宅部会賞の公開審査。
当日は中村好文氏、前田圭介氏、中川エリカ氏の3名の豪華な審査員をお迎えし、白熱した公開審査とプレゼンとなりました。
関西の建築家が作品に対して真摯に向き合い、完成した住宅の数々を機知にとんだコメントで温かくも冷静に講評する審査員の講評が素晴らしい時間をもたらしてくれました。
(文章引用:住宅部会通信10月号)
●セレクション8名 名前、作品名
・井戸健次 太田の住宅
・出江潤 ブロック塀とNLT
・奥和田健 Lの敷地の住宅
・角直弘 南吹田琥珀街「過去のような未来のような時空を超えたまち」
・濱田猛 丘上の平屋
・白須寛規 3×12
・矢部直輝 守口の住宅
・斉藤智士 壌と家
◆各賞受賞者名、作品名
3人賞 :斉藤智士 壌と家
中村好文賞 :矢部直輝 守口の住宅
中川エリカ賞:奥和田健 Lの敷地の住宅
前田圭介賞 :白須寛規 3×12
市民賞 :出江潤 ブロック塀とNLT
審査員講評
若手から熟練の建築家の作品の審査を通して関西建築界の層の厚さと、その活動を社会へ発信するコミュニティ力の高さを感じさせてくれるイベントでした。限られた時間での審査でしたが、出展された建築家の方々との質疑応答の中に新たな発見や気づきがあり有意義な審査会となりました。(前田圭介)