PROFILE 建築家プロフィール

山下喜明

山下喜明

Yoshiaki Yamashita

所属
ycf/山下喜明建築設計事務所
所在地
〒630-8221 奈良市元林院町40
TEL
0742-24-3600
FAX
0742-24-3600
Mail
info@yoshiaki-yamashita.com
HP
http://www.yoshiaki-yamashita.com
経歴
1963年 大阪府生まれ
1988年 大阪工業大学建築学科卒業
1992年 木村博昭/ケイズアーキテクツ
1994年 山下喜明建築設計事務所開設
2001年 建ペイ率許可制度活用コンペ[大阪府違反建築等防止推進会議議長賞]
2008年 住まいの環境デザインアワード2008[暮らしのデザイン特別賞]
2011年 第14回奈良県景観調和デザイン賞[審査委員長賞](王寺の家)
2011年 大阪ガス住宅設計アワード2010[佳作](カゼノトオリミチ)
2011年 グッドデザイン賞(ほとんど外の家=奈良青山の自邸)
2011年 グッドデザイン賞(ほとんど外の家-2=伊東の家) 
2013年 大阪ガス住宅設計アワード2012[特別賞](ほとんど外の家-2)
2013年 かんでん住まいの設計コンテスト2012[佳作](40/20 House)
2013年 LIXILデザインコンテスト2012[審査委員特別賞](40/20 House)

W0RKS 実績紹介

奈良青山の自邸(木造/平屋)

奈良市内の新興住宅地で売れ残っていた未造成宅地に建つ「現代の夏を旨とした住まい」。高低差20m、最大斜度40度を超える崖の様な雑木林に木造平屋を鉄骨で浮かせ、元の地形を崩さず周囲の雑木林を残す工夫をした。緑豊かな環境を最大限住空間に取り込むよう、建物の外周に回廊、中心に風の通り道となる大 屋根で覆われた半屋外居間を設け、雨の日でも外を楽しむ事が出来る。3方を囲う太い格子は防犯と通風を兼ねている為、夏の夜は窓を開け放して眠ることができる。昼は高木が直射日光を遮り、緑で冷やされた風が開け放しの家を通り抜ける為、2005年竣工以来、今もエアコン無しで暮らしている。高床式は湿気対策でもあり暑さ対策は建物の構造に、寒さ対策は温水床暖房に頼っている。

王寺の家(木造/平屋)

のどかな農地の中に建つ5人家族の為の家。雑木を身近に感じられる開放的な住まいを希望されたが、周囲に迫るマンション等からの視線を考慮し、建物をパブリック棟とプライベート棟に分け、2つの棟の間に雑木の為の空間を用意した。プライベート棟の家型は木々に効率よく日光を届け、屋根で受けた雨水と床下からの風が木々を育てる。
パブリック棟からはガラス越しに雑木が一望でき、プライベート棟からは小窓と天窓に切り取られた枝葉が見える。二つの棟を移動するガラス張りの渡り廊下や 吹きさらしのブリッジからは奥行きのある雑木越しに遠くの山並みや街並みが見える。開放性と閉鎖性を併せ持った住宅。

奈良阪の家(RC造+鉄骨造/地下1階地上2階建)

敷地は道路から下り斜面、奈良盆地を見渡せるロケーションで眺望がすばらしい。家族構成は夫婦二人で地下がご主人のエリア、1階が奥さんのエリア、2階は共有のエリア。
斜面下隣地の既存擁壁に負担をかけないよう地下を既存擁壁から出来るだけ離しRC造とし、1・2階をS造として、2階をX・Y方向共に2.7M跳ね出させたが眺望の妨げにならないよう眺望側の柱は極限まで細く(75mm角)した。
道路側はプライバシーの為、白い大きな壁面としたが屋根を浮かせることで閉塞感を緩和させた。
夏は湿気対策として設けた地下のドライエリアで発生した冷気を2階に送り屋根直下の暑さを緩和させる。冬は地下の床レベルが地盤より下がっているため設けたピットに砕石を敷き込み深夜電力で温める蓄熱床暖房を採用した。斜面下には雨水ピットを設け家庭菜園で利用する。

MESSAGE メッセージ

吾只足知(デザインは引き算/空間は足し算)
たとえば軒の深い縁側で月見…風の通り道となる半屋外居間で昼寝…強い日差しや雨の日でも木々を眺めながら外気を感じることのできる半屋外広場でランチ…一見無駄に見えるような空間をあえて挿入することで、ただ機能を詰め込んだだけの住宅にはない「豊かな空間体験のできる家」となる。自然を身近に感じられる空間で自然を積極的に受け入れれば「暑い・寒い」というネガティブな感覚もその僅かな差異に気づいたり…楽しめば風流。
ソーラー発電等で重装備された対症療法的エコ住宅もいいけれど、なるべく土と緑を残し放射熱を溜め込まない…豊かな緑に癒されながら、気がつけば地球環境にも一役買っている…そんなプリミティブで軽装備な「風流な家」を提案しています。

MASTERPIEACE 代表作

奈良青山の自邸(ほとんど外の家)
王寺の家
伊東の家(ほとんど外の家-2)
40/20 House
奈良阪の家