この住宅は、大阪市都島区の住宅が密集する市街地に位置する。
オーナーと息子夫婦の2世帯住宅としての機能をフロアごとに配置し、中央の中庭の吹抜けが、各空間をつなぐ構成としている。
1階坪庭からの吹抜け、2階中庭の吹抜け、そして1階玄関から4階浴室前テラスにつながる合計3ケ所の吹抜けが、空間に広がりを与え、プライバシーを守りながらも、光と風に満たされた開放感のある空間となった。
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この住宅は三重県津市の閑静な住宅地の中に位置する。
敷地境界に沿ってコの字型に建物を配し、同敷地に建つ和風建築のはなれに向かって大開口及び中央パティオを設けた。 これにより、周囲からのプライバシーを守りつつ開放感のある健康的な住宅となっている。訪問者は、門扉を抜けると水と壁によるオブジェ的な噴水に迎えられ、玄関へと導かれる。玄関扉を開けると上部からの光に出迎えられるという、ストーリー性を持つ導線となっている。
シンプルな中に、豊かさや、健康的な開放感を感じられる住宅である。

10年前に竣工したこの住宅に今回新たに二階部分を増築した。パティを眺めながら食事ができるプロ仕様の設備機器を備えたステーキハウスである。隣のリビングルームは、少し特別な日や気分を変えたいときの第2のリビングである。1階部分の高質さを引き継ぎながらより落ち着いた空間になっている。
more info 2003
more info 2013

八尾市の山手側の斜面地に建つこの住宅は、斜面下から見ると3層、上から見ると2層の建物に見える。 要望の諸室を満たすには2階建てで十分であったが、居室からの眺望を考え、地下部分をアウトドアテラス等として贅沢に使い、一層分浮かす3層とした。そうすることで、2階部分にある各寝室や浴室から大阪から神戸を見渡す眺望を確保することができた。
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