PROFILE 建築家プロフィール

榊原 節子

榊原 節子

Setsuko Sakakibara

所属
榊原節子建築研究所
所在地
〒553-0007 大阪市福島区大開1-10-4
TEL
06-6131-4517
FAX
06-6131-4518
Mail
info@setsuko-sakakibara.com
HP
http://www.setsuko-sakakibara.com
経歴
1970  愛知県生まれ
1993  名古屋大学経済学部 卒業
1993  東海旅客鉄道株式会社(JR東海)
2005  arte空間研究所
2009  榊原節子建築研究所
2014〜 大阪芸術大学 非常勤講師

2009  真の日本の住まい 住宅金融支援機構理事長賞
2012 第28回住まいのリフォームコンクール優秀賞
2013 SDレビュー 朝倉賞
2013 LIXILデザインコンテスト2013入賞
2014 第9回関西建築家新人賞 審査員奨励賞
2016 住まいの環境デザインアワード2016 入賞
2019 令和元年度公社茶山台団地住戸改善事業 事業提案競技 最優秀賞

W0RKS 実績紹介

六甲道の家

阪神間のJR主要駅から直ぐ、前面道路は車と人が行き交う環境において、「街」と「生活」をつなぐことを試みた都市住宅である。ファサードと屋根面の大きな開口からは、街の風景や外部環境を取り込み、土間つづきになった1階では行き交う人々対話が交わされる。外部との関係性を持たせ、内部の領域を広げることで、住宅という枠を超えた都市居住のあり方を提案した。                               
写真:小川重雄、新建築写真部

大開のアトリエ住居

大阪市内・下町の商店街に面した、設計者のアトリエと住居である。築40年余りの鉄骨2階建ての建物を改修するにあたり、建設当時の力強さを思い起こす梁や柱、天井の骨格を現した。階段部分は既存のスラブを撤去して外部空間とし、光や風、街の気配を奥まで引き込んでいる。1階のアトリエで、いつも人々の往来や天候など外の気配を感じながら設計活動を行なっている。
写真:小川重雄、中山保寛

天六マチヤ

大阪市中心部の幹線道路に面した、戦前から続くカメラ店の建替えである。職住一体の町家は、往来側に「みせ」を構え、日常生活空間である「おく」へと繋がるのが一般的だが、今計画では道行く人々が行き交う1階を店舗とし、上階の住居にいくほど私的性を帯びていく構成とした。また店舗と住居を結ぶ螺旋階段を「通り土間」、住居内にはガラス屋根による「にわ」を取り入れ、縦に再構成することで、新しい町家をつくることを考えた。
写真:小川重雄

MESSAGE メッセージ

「愛される建築」をめざして
あたらしい場所が生まれるとき、建物がたちあがるとき、誰もがワクワクするものです。
建築は、夢と希望を抱いて生まれものです。
私たちは、その幸せな気持ちを大切に、
その場所に根ざしながら、人が生き生きと活動する場をつくり、
すべての人から愛される建築をめざしています。

MASTERPIEACE 代表作

2010 中崎の家
2013 六甲道の家
2013 ブックエンドの家
2015 正覚寺納骨堂
2017 ricco保育園
2018 天六マチヤ
2019 茶山台コモン
2020 大開のアトリエ住居