PROFILE 建築家プロフィール

北條 豊和

北條 豊和

Toyokazu Hojo

所属
株式会社北條建築事務所
所在地
〒594-0011 大阪府和泉市上代町826-2
TEL
0725-43-6502
FAX
0725-46-9020
Mail
office@hojo-archi.jp
HP
https://www.hojo-archi.jp/
ブログ
https://hojo-archi.jp/blog/
経歴
1985年 堺市生まれ、和泉市育ち
2004年 大阪府立鳳高等学校 卒業
2009年 京都府立大学人間環境学部環境デザイン学科 卒業
2009~2011年 株式会社莫設計同人 勤務
2011~2013年 小田裕美建築設計事務所株式会社 勤務
2013~2015年 住友不動産株式会社住宅再生事業本部 勤務
2015年 北條建築事務所 設立
2018年 株式会社 北條建築事務所 改組

W0RKS 実績紹介

和泉の家

和室1つと洋室2つで水回りがなかった2階をリノベーションしてLDKをつくった事例です。
広葉樹(カエデ、タモ、ナラ材)のナチュラルで柔らかい雰囲気と、左官の鏝邑(こてむら)の遊び心が表れる洋漆喰の質感をコーディネートしました。
屋根は既存のままで形状を変えず、小屋組を架け替えて登り梁を現しとし、天井には針葉樹(スギ材)の羽目板を合わせてみました。
コンパクトな機能空間ながら、クライアントの夢を詰め込んだ楽しいLDKに仕上がりました。

岸和田の平屋

エアリアルヨガと雲梯がいつでもできて、明るくて風通しの良い家。
そんな夢語りから基本設計のコンセプトが生まれてきました。
そして中学校の家庭科の先生をされている奥様とともに家事動線を徹底的に検証。
それぞれ目的と適切な広さを持った収納スペースを各動線上に分散配置して、家の中を移動しながら“ついで”に他のこともできるよう平面計画を練り上げました。
一方で当初のコンセプトの通り、家全体に光と風を行き渡らせるための断面計画も検討を重ね、コスト面や動線も配慮しながら、光や風を存分に招き入れるために「谷」を切妻屋根に組み込みました。
家の中に散らばるハイサイドライトは全て屋根の「谷」の産物です。

ISAMU MORITA BRIDE KYOTO

日本ではじめてのドレスブランドによる総合ブライダル事業拠点。車屋町通りに面するファサードは、1 ・2階をメインボリュームとし、御所南の旧市街地景観に配慮した。3・4階は壁面を大きく後退させ、パンチングメタルの質感が空に溶け込むよう意図した。エントランスは京町家のミセと通り土間に着想を得て、訪れる人を結婚式という非日常な体験にゆるやかに誘うようなアプローチウォールを考えた。中央には坪庭を4層吹抜けにしたライトコートのまわりを階段が螺旋状に昇る。またスタジオやドレスショップなどにそれぞれ必要な階高をライトコートの東西に振り分けてスキップフロアとすることで、天空からの光を導くとともに内部空間を視覚的に繋げ建築全体を一体感あるものにしている。

MESSAGE メッセージ

私はクライアントが持っている夢や希望をどれだけ幸せな形で具現化できるかを追求することが建築家の本質だと考えています。
直接言葉で伝わる要望や条件はもちろんのこと、潜在的、将来的な要求も汲み取って設計することを常に心掛けています。
建築家は他のアーティストとは異なり、クライアントのお金でクライアントの生活や事業に密接に関わる器を創る仕事です。
それでも生まれた建築が作品と呼ばれるのは、建築家の存在が果たす影響の大きさを肯定されているようで、私はこの仕事のプロフェッショナルとして幸せを感じずにはいられません。
私はデザイナーとして幅広い想像力、エンジニアとして高い技術、そしてなにより建築に対する深い情熱を持って仕事に取り組み、たくさんの方々に愛される建築を創り続けていきたいと思っています。

MASTERPIECE 代表作

2016年 CookingPlaza
2017年 上代事務所
2018年 オープンリビングのある家
2018年 御室の家
2019年 一津屋の家
2020年 岸和田の平屋
2020年 和泉の家
2020年 阿倍野の家
2021年 御崎の家
2021年 手打ち蕎麦 朗らか
2021年 西宮名塩の家
2022年 千原町のハナレ
2022年 ISAMU MORITA BRIDE KYOTO
2022年 宮津の家
2022年 三条南町の家