PROFILE 建築家プロフィール

青砥 聖逸

青砥 聖逸

Shoitsu Aoto

所属
青砥建築設計事務所
所在地
〒545-0021 大阪市阿倍野区阪南町5-8-21
TEL
06-6627-7877
FAX
06-6627-7885
Mail
aoto@h4.dion.ne.jp
HP
http://www.aoto-arch.com/
経歴
1950  長崎に生まれ大阪で育つ
1969  大阪府立西野田工業高等学校卒業
1978  山中青砥建築設計事務所を共同設立
1990  青砥建築設計事務所設立

2004  『2004年 E・家・くらし 住まいの設計コンテスト』
     リフォーム部門において最優秀賞
2005  『ひょうご木づかいの住まいプラン・兵庫県産木造
     住宅コンクール』において入賞
2008  『第3回 木質建築空間デザインコンテスト』において
     準優秀賞
2010  『第30回 INAXデザインコンテスト』において入賞
2011  『大阪ガス 住宅設計アワード2011』において佳作
2013  『かんでん 住まいの設計コンテスト2012』において
     最優秀賞

W0RKS 実績紹介

まち中のCourt House

中庭を中心の回遊型住居。建具を解き放てば、内と外が一体化する。
特に玄関は設けず、中庭につながる土間広間の利用度は高い。
平屋の部分と2階部分を片流れの屋根で繋ぎ、豊かな内部空間をつくり出し、
素材は質素に部分的に着色した構造用合板貼りペーパー掛け仕上げ。
キッチンや収納扉なども全て同材でつくり、
間取りも限定せず子供と一緒に育つ家を提案した。 

まち中のポリフォニックな住まい

小学生3人兄弟と夫婦が暮らすポリフォニックな住まい。
それぞれの部屋は、独立しながらバルコニーを介してコミニケーションを図る。
フーガ形式で主旋律を持ちながらも調和する、音楽形式をモチーフにしている。
隣接する住宅群からのプライバシーを保つため、中庭形式とし、
家族が集まる居間と食事スペースやスタディールームを開放的に繋いでいる。
近隣の道路に面した建物は、殆どが3階建て。
街並みのバランスを配慮して3人兄弟の証しとして、
3つの棟を象徴的に建ち上げた。
奥様の発言で驚いたことがある。「建築家の設計は、
外観やインテリアのデザインが主で、主婦動線としての、
家事室の洗濯や物干しなどの関係は、配慮されていないと思っていた。」
「こんなに使いやすい」とは思ってもいなかったそうだ。
住まいの設計とは、建物の形や開口部などのデザインを通して、
住まい方を問い、尚且つ使い勝手や、日常の生活をデザインすることである。

晴海ヶ丘の家

海を眺め潮風に吹かれてゆったりと過ごしたい。そんな思いで南あわじの傾斜地を購入されたそうだ。
段上に計画された間取りはどの部屋からも海が見える。
特に足を投げ出して浴槽につかりながらの海の眺めは格別とか。
室内の床は墨入りモルタル塗りで、靴を脱がずに動作が自由に過ごせる為、間取りもシンプルで明快になっている。
敷地の最も高い位置からの眺めは、大地にひっそりと佇み、前方に広がる海原と同化して美しい。  

MESSAGE メッセージ

住まいを設計することは、暮らし方をデザインすることです。
構成する建築素材も住まい手の価値観から選択されます。
住まい手と設計者は出会いと相性が最も大切です。
利便性だけではなく、むしろ不便性を友としては如何でしょうか?
デザインすることはプラス思考です。私はそんな暮らし方を提案します。

MASTERPIEACE 代表作

まち中の最小限住宅
まち中の保存と再生
街角のRefine
細長~ぃ家
とら・トラ・うさぎ達の家