PROFILE 建築家プロフィール

川添 純一郎

川添 純一郎

Junichiro Kawazoe

所属
川添純一郎建築設計事務所
所在地
〒650-0041 神戸市中央区新港町8-2 新港貿易会館2階11号
TEL
078-327-6787
FAX
078-327-6788
Mail
kawazoede@kba.biglobe.ne.jp
HP
https://www.kawazoe-a.com/
ブログ
http://kawazoede.exblog.jp/
経歴
1967 長崎県生まれ
1991 九州大学工学部建築学科卒
2000 川添デザイン事務所 設立
2010 川添純一郎建築設計事務所 設立

「2001年国際家具デザインコンペティションIN大川」入賞
平成16年度「まちなみ住宅」100選 入賞
社団法人愛知建築士会 名古屋北支部主催「第四回(平成25年) 建築コンクール」 入賞
「東京メトロ銀座線(商業エリア)駅デザインコンペ」 入賞

W0RKS 実績紹介

若ヶ谷の家・竣工後11年の写真

若ヶ谷の家は2003年に竣工し、11年目になる2014年に、再度撮影を行いました。
時を経ても、タイムレスに美しくあり続ける様子を記録したいと、考えました。

敷地の4面のうち2面は道路、1面は用水路を隔てた隣地に接している為、直接の隣地は西面のみです。それぞれ銀行、郵便局、住宅、集合住宅が建ち、2~3階建ての低層の建物に囲まれています。

元々この敷地が開けた場所であった為、道路の交差する角は、以前の見通しを確保できるよう5.5m×9.0mのオープンスペースとしています。

建物は日本の風土の特性を生かした計画です。東西に長く配置しています。また、庇の深さを1.1mとし、通風と直射光に配慮しています。

熱環境ではパッシブシステムを組み込んでいます。屋根面から集熱した空気をダクトで引き、夏は排気し、冬は暖気として使います。
システムへ供給される電源は太陽光発電を使い、環境負荷の低減を実現しています。

使用している材料は、木、石、珪藻土など無垢の材料を極力用いています。
時の経過とともに美しく変化する様、デザインしました。

・所在地:兵庫県加東市
・設計・監理:川添純一郎建築設計事務所
・構造・規模:木造軸組工法・平屋建て
・敷地面積:576.98㎡
・建築面積:144.25㎡
・延床面積:138.99㎡
・竣工:2003年7月

box+void

敷地は小高い丘陵地の頂にあり、南に見晴らしが良いロケーションです。その利点を活かしてほしいとの要望がクライアントからありました。
四角い外形に、絞られた幾つかの開口があります。その開口から内部に、光と風と風景を象徴的にもたらすことが出来るようデザインしています。
前面の景色を感じながら、boxに落ちる光を楽しめるようvoidを設けています。
眺望側の開口は道に面している為、塀を設ける必要がありました。眺望を望む際、眺望の一部として目に入ります。塀の素材感に何か、柔らかく感じる物と検討しました。その結果、土木用の蛇籠に薪を入れ、塀としています。

・所在地:兵庫県西脇市
・設計、監理期間:2008年5月~2010年8月
・規模、構造:
 ①延べ面積:100.20㎡
 ②木造2階建て

八千代の家

建物は内外を含む4つの囲まれた空間(囲)と、その隙間に出来た空間(間)で構成されます。

「囲」は四周に壁が有り、屋外から「囲」の内部を伺う事が出来ません。「囲」の内側にはそれぞれ、室内空間と庭の外部空間があり、室内外が一体となった空間です。

「間」は外部に繋がり、住宅内のニュートラルな空間と設定しています。「囲」と「囲」の隙間から、外部の幾つかの方向に空間が広がります。

閉じる部分、開く部分を用途に合せて配置し、それぞれに特徴の有る空間が出来上がります。変化を感じ、日々の生活を楽しむ事が出来る家をデザインしました。
・所在地:兵庫県多可郡
・設計、監理期間:2013年1月~2013年12月
・規模、構造:
 ①延べ面積:108.59㎡
 ②木造2階建て

MESSAGE メッセージ

心穏やかな、心地よい空間

10年、20年、、、時の移ろいの中で美しくある建築

そのような、建築を創っていきたいと考えています

MASTERPIECE 代表作

若ヶ谷の家:兵庫県加東市
planar house:大阪府熊取町
生駒の家:奈良県生駒市
大町の家:兵庫県神戸市
夢前町の家:兵庫県姫路市