PROFILE 建築家プロフィール

今津 康夫

今津 康夫

Yasuo Imazu

所属
ninkipen!一級建築士事務所
所在地
〒530-0047 大阪市北区西天満1-7-12トミイビル4階
TEL
06-6355-4070
FAX
06-6355-4075
Mail
imazu@ninkipen.jp
HP
http://www.ninkipen.jp
経歴
経歴
1976    山口県生まれ
2001    大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻 修了
2001-2005 株式会社遠藤剛生建築設計事務所
2005-    ninkipen!一級建築士事務所
2007-    摂南大学非常勤講師
2015-    近畿大学非常勤講師
2016-    神戸芸術工科大学非常勤講師

受賞歴
2007    JCD Design Award 2007 銀賞
2008    42nd SDA賞 最優秀賞/青木純賞
2010    JCD Design Award 2010 新人賞
2011    JCD Design Award 2011 銀賞
2012    JCD Design Award 2012 銀賞
2015    日本木材青壮年団体連合会会長賞
2015    日本建築士会連合会賞奨励賞

W0RKS 実績紹介

4n

生駒市に建つ、家族4人の為の住宅です。
敷地は当初、よう壁によって中央で2段階に造成され、低い方にしか車は寄り付かず、高い方は周囲に囲まれて日当りが十分でなかった。そこで、よう壁を取り壊し、法面で2つのレベルを繋ぎ、そこを跨ぐように家を持ち上げた。
こうすることで、部屋には日当りと眺望を確保し、グランドレベルにはエントランスポーチと子供たちの遊び場を兼ねたピロティーを手に入れることができた。
2階の窓は、外側に大きく跳ね出してたっぷりの風を取り込む。
木組の上にコンクリートを載せただけのキッチンは、花台と呼んだ方がふさわしい。
3階は、屋根裏のようなおおらかさと窮屈さを合わせ持っている。
子供たちはこの3つの階を今も走り回っている。
3.11をきっかけに家族の為の家を望んだ4人が、4人らしく住まってくれたらと思う。

築30年のマンション1室スケルトンリフォームである。
木軸の壁と天井を全て取り払い躯体だけの状態に戻すと、+字に走るコンクリート梁が中央に現れた。現在では過剰とも思えるクラシックなその構造体を地形と捉え、そこに新たなインテリアを与えることで、30年前と現在とのhybridな風景を創り出そうと考えた。
木軸の壁を全て+字から離れた位置に設け、+字だけには仕上げを与えず素地とした。自由になった+字は、30年前のまま、空間の中を伸び伸びと行き交い、諸室を横断し、家全体を包み込む。
時間の流れを断絶せず、30年の歳月を繋ぎ合わせたこの住宅は、新しい住まい手によって、さらに歳を重ねて行く。

80.84

奈良市郊外に建つ住宅である。
敷地は、古い屋敷が取り壊され、ミニ開発にかけられた1区画。かつての庭にのびやかに茂ったソメイヨシノの大木は、屋敷とともに切り倒された。その荒涼とした開発風景を目の当たりにした時、共に建ち上がるだろう隣戸からの影響を受けず、そのかわり隣戸には、プラスの影響を与えることができる建ち方はないか考えた。
まず平面的には、建物をねじらせて壁面線に凹凸を付けることで、敷地境界線からの距離に変化を与え、自身と隣戸の通風・採光を確保すると同時に、隣戸からの視線を遮断する。次に断面的には、南斜面が構成する街並に倣い、南側を1階建て北側を2階建てとすることで、眺望と屋上庭園を得ながら、隣戸の庭に日だまりをつくっている。
壁面線に凹凸を生み出す内部空間は、諸室を扉のない四角形の連続としながらも、室としての領域を確保できるように、牛の胃袋のごとく、「膨らんではしぼむ」を繰り返す。こうして、見通すことの出来ない隣の空間のヒントが示されることで、家全体がどこまでも続いているような期待感を持つことができる。
こうして、物理的には80.84m2しか広さのない小住宅は、その何倍もの広がりを獲得している

MASTERPIEACE 代表作

2009    80.84
2012    +
2013    4n